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名詞
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標準
文例 · 用例
雪解の水にされて沈澱した砂は、粒が美しく揃って、並の火山礫などとは、容易に区別が出来る。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
盲目なる手引よ、汝らは蚋をし出して駱駝を呑むなり。
太宰治 如是我聞 青空文庫
この縞はたぶん紙をく時に繊維を沈着させる簾の痕跡であろうが、裏側の荒い縞は何だか分らなかった。
寺田寅彦 浅草紙 青空文庫
大きいのでせいぜい二、三|分四方、小さいのは虫眼鏡ででも見なければならないような色紙の片がき込まれているのである。
寺田寅彦 浅草紙 青空文庫
これを一遍|せば非常に清浄な水が得られるそうである。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
娘が惚れた男に添わせりゃ、たとい味噌を提げたって、玉の冠を被ったよりは嬉しがるのを知らねえのか。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
心配そうに煙管を支いて、考えると見ればお菜の献立、味噌で豆腐を買う後姿を見るにつけ、位牌の前へお茶湯して、合せる手を見るにつけ、咽喉を切っても、胸を裂いても、唇を破っても、分れてくれとは言えなかった。
泉鏡花 湯島の境内 青空文庫
あいかわらずお達者で……」 役員は狼狽して身を正し、奪うがごとくその味噌し帽子を脱げり。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫