哀れ気
あわれげ
形容動詞
標準
sad
文例 · 用例
ああ哀れ気の毒千万なる男よ!
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
哀れ気が狂れたのである。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『無駄骨』 青空文庫
立往生の客ばかり、哀れ気の毒に見えたりしが、恰も好し、某学校の制服着けたりし賀客両人、入り来りしかば、五つ紋の先客は、九死の場合に、身代りを得たる思を為し、匆々辞して起ちたりしが、主人は尚分れに臨み、『それなら、四日の朝四時までに、僕の家に来給へ。
— 石井研堂 『元日の釣』 青空文庫
コブラを知らないのか」 チャンは楽しげに、いや哀れ気に笑って振り返った。
— BEING AN ADVENTURE OF DRENTON DENN, SPECIAL COMMISSIONER 『ドレントン・デン特派員の冒険』 青空文庫
少なくとも痛みを忘れさせてくれる」 ベナが最後の言葉をゆっくり哀れ気に話す様子は、自分自身に言い聞かせるようで、連れを忘れたかのようだった。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
シンシア嬢は哀れ気に頼りなさげに泣いている。
— THE FOUR DAYS' NIGHT 『四日闇夜』 青空文庫
この話はしたくないぜ」「何カ月もだろう」 とファーガソン部長が哀れ気に言った。
— THE INVISIBLE FORCE 『見えざる力』 青空文庫
六カ月も、七カ月も、一元の給料さえ、兵卒に支払わない、その督弁の張宗昌は、城門附近で、自動車から、あわれげな乞食の親子を見て、扈従に、三百元を放ってやらした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日哀れ気について考えている。
哀れ気という言葉は日本語で重要だ。
彼は哀れ気の意味を理解している。
この文には哀れ気が含まれている。