女友達
おんなともだち
名詞
標準
female friend
文例 · 用例
)この手紙の宛てられた女友達は、誰であるか判明しない。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『或女友達への手紙』 青空文庫
そして、僕は酔ったときの癖で、鍵穴に秘めた最期の手管をもって、ダンス・ホールからの女友達を眺めた。
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
どうせ妾はマルセーユあたりの口髭のはえた女友達とつきあっていた女です。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
その上僕の時代の学生や若者は、擬似恋愛をするような女友達もなく、良家の娘と口を利くようなチャンスは殆んどなかった。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
昔四十何年か前に、おとうさんとおかあさんは非常に仲好しの女友達同志を母親として都の一隅の街に生れました。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
丁度その頃、京都駅では、二十一時に大阪を出た東京行き急行列車がホームにはいり、昼間しめし合わせた乗竹侯爵と落ち合った貴子が、東京の女友達と一緒に、二等車へ乗ろうとしていた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
もっとも、貴子がただ女友達と二人きりで乗ったとすれば、章三のその計画も無意味なものになってしまうところだったが、案の定貴子は上品な顔立ちの青年と二人空いた座席へ並んで腰を掛けた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
六 貴子の女友達の露子と章三の二人が、それを見ていたのだ。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫