毒茶
どくちゃ
名詞
標準
文例 · 用例
太閤が氏郷を忌んで、石田三成と直江兼続の言を用い、利休の弟子の瀬田|掃部正忠に命じて毒茶を飲ませたなどと云うのは、実に忌々しい。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
その爲めには、「第一毒茶を勸めたといふのは眞實だらうか嘘だらうか」と上月は疑つたが、結局わからなかつたままにして、作者は此の一大事にさへ説明を加へずに稿を終つた。
— 向不見の強味 『貝殼追放』 青空文庫
自分も毒茶をのむかも知れぬ危い立場の天鬼を誰が疑る者があろうか。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
五「殺された宗次郎は、毒茶は呑まなかったことでしょうな」 平次は変った角度から問をすすめました。
— 群盗 『銭形平次捕物控』 青空文庫
十「殺された宗次郎は、毒茶は呑まなかつたことでせうな?
— 群盗 『錢形平次捕物控』 青空文庫