火掻
ひかき
名詞
標準
文例 · 用例
――見張人の頭骸骨は、背後より加えられし、火掻棒ようのものの一撃によってめちゃめちゃとなりおりたり。
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫
」老医師はつかつかと進むと、暖炉の火掻き棒をつかみ上げ、大きな手で折り曲げてみせた。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
」老医師は吠えたあと、曲がった火掻き棒を暖炉の中へ放り込み、大手を振って部屋から出ていった。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
」そういって、鉄の火掻き棒を取り上げると、ぐいと力を入れて元の通りまっすぐに伸ばした。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
エリィNO.2なら、鉄の火掻き棒を折る紳士にもうまく対抗できる。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
死体の頭蓋骨は火掻き棒による背後からの一撃で叩き割られていた。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
鼠が壺をバリバリ引つ掻くとか、自身で火掻棒につまづくとかすると――さあ大変だ!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
あの森の中にはジプシイが住んでをつて、妖女が火掻棒に跨がつて空を翔けまはるやうな晩に限つて、巣窟から出てきて、鉄を煉つのぢや。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫