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むせび泣き

むせびなき
名詞動詞-サ変
1
標準
sobbing
文例 · 用例
むせび泣きの聲きこえ初めて斷續の言葉その事とも聞わき難く、半かかげし軒ばの簾、風に音する夕ぐれ淋し。
樋口一葉 うつせみ 青空文庫
むせび泣きの声聞え初めて断続の言葉その事とも聞わき難く、半かかげし軒ばの簾、風に音する夕ぐれ淋し。
樋口一葉 うつせみ 青空文庫
むせび泣きの聲聞え初めて斷續の言葉その事とも聞わき難く、半かゝげし軒ばの簾、風に音する夕ぐれ淋し。
樋口一葉 うつせみ 青空文庫
今の悲しみに以前の死別の日の涙も添って流れる人たちばかりで、左大臣家は女のむせび泣きの声に満たされた。
須磨 源氏物語 青空文庫
が、わたしは顔をそむけて、むせび泣きのひまから、こうささやいた。
ツルゲーネフ はつ恋 青空文庫
早川辰吉のむせび泣きがやつとおさまりかけた頃藤枝は静かに早川に向つて語りはじめた。
浜尾四郎 殺人鬼 青空文庫
「ああ、あなた方は、またそんなことの何も知らぬことばかりきいていじめるのですか……」 彼はこう云つたまま下を向いて再びむせび泣きはじめた。
浜尾四郎 殺人鬼 青空文庫
梅の花の少し花らしく顔を上げ出したのが、雪の中にきわだって美しく見える日であったから、音楽の遊びもあってしかるべきなのであるが、本年中はなお管絃もむせび泣きの声をたてるもののように思召されるお心から、そのことはなくて、詩歌を歌わせてお聞きになるくらいのことでとどめられた。
まぼろし 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
別れを惜しむ彼女のむせび泣きが、夜のプラットホームに物悲しく響いた。
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葬儀の最中、遺族のむせび泣きを聞いて、参列者も思わず目頭を熱くした。
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暗い部屋からかすかなむせび泣きが聞こえてきて、私はドアを叩くのをためらった。
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