老いも若きも
おいもわかきも
名詞
標準
(both) young and old
文例 · 用例
」「その見苦しいをよく弁えながらも、心の駒の怪しゅう狂い乱れて、われと手綱を引きしめん術もなく、あやめも分かず迷う者の上には、老いも若きも差別はござりますまい。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
広い廊下の片側にずらりと並んだ病室の中には、老いも若きも、男も女も、様々な患者が、ジーッと白い天井を見つめていた。
— ――肺病の唄―― 『※の囁き』 青空文庫
ロンドンの市民は老いも若きも、メリー号の見える埠頭や高層建築のまどにあつまってきた。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
センチメンタルなダンナ方は老いも若きも、この荒涼風なまぐさしという雰囲気にはつきあえないに相違ない。
— 田園ハレム 『安吾巷談』 青空文庫
全島をあげて山上へ見物にあつまり、かけがえのない自分の島の大噴火に老いも若きもウットリしたらしいな。
— 消え失せた沙漠――大島の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
いずれにしても、貝そのものを鉢代りに使い、貝ごと平鉢に盛って、銘々取り分けて食する風情は、老いも若きも楽しめるものであると推奨する。
— 北大路魯山人 『東京で自慢の鮑』 青空文庫
特に、清盛までが哀れに思ったというので、いつしか康頼の歌は、京の、上下、老いも若きもが、鬼界ヶ島流人の歌として口ずさむようになった。
— 第二巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
狩屋三右衛門という大炭鉱家のあったことは、三井三菱を知らない者がないと同様に、老いも若きも、日本中で知らないものはありません。
— 野村胡堂 『九つの鍵』 青空文庫
作例 · 標準
例句