紫綬
しじゅ
名詞
標準
文例 · 用例
しかも往年の高平太が一躍して太政大臣の印綬を帯ぶるや、彼等は彼等を囲繞する社会に、黄金の勢力を見、紫綬の勢力を見、王笏の勢力を見たり。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
その中にも邪馬台国最も勢力があって、その女王卑弥呼は、魏の明帝から親魏倭王に封ぜられ、金印紫綬を賜わった。
— 喜田貞吉 『国号の由来』 青空文庫
無形文化財とか、紫綬褒章とかいうものの偉力を身をもって体験させられた。
— 知里真志保 『おば金成マツのこと』 青空文庫
その功績によって昭和31年無形文化財保持者に指定され、紫綬褒章を授けられた。
— 知里真志保 『おば金成マツのこと』 青空文庫
また曹休を、王必亡きあとの、御林軍総督に任じ、さらに侯位勲爵の制を、六等十八級にさだめて、金印、銀印、亀紐、鐶紐、紫綬などの大法を、勝手に改めたり、それを授与したり、ほとんど、朝廷を無視して、魏王の意のままとなした。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫