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防疫

ぼうえき
名詞頻度ランク #32775 · 青空 22
1
標準
communicable disease control (e.g. by quarantine, disinfection, etc.)
文例 · 用例
尤も今でも防疫に警戒しているが、衛生の届かない昔は殆んど一年中間断なしに流行していた。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
が、二葉亭が着くと間もなく哈爾賓では猛烈な虎疫が流行して毎日八百五十人という新患者を生じ、シカモ防疫設備が成っておらんので患者の大部分が斃れてしまうという騒ぎであったから、市民は驚慌して商売は殆んど閉止してしまった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
凄まじい勢いを以って蔓延する伝染病に対して、防疫の術を知らない其の時代の人々は、ひたすら神仏の救いを祈るのほかは無いので、いずこの神社も仏寺も参詣人が群集して、ふだんは比較的にさびしい小日向の氷川神社にも、この頃は時をえらばぬ参詣人のすがたを見た。
かむろ蛇 半七捕物帳 青空文庫
教科書は以前から縣下だけでも統一なく、學校によりまた養成所によつて、まちまちなものを使つてゐるが、そのうちに警視廳の防疫課長だつた某氏の著が段々に一般化して行つた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
各府県の防疫官たちは、自分の県内へさえ侵入しなければ、ほかの県へはいくら侵入してもかまわぬという奇抜な心懸けで防疫に従事し、ことに横浜と神戸は、直接|上海から黴菌が運ばれて来るので、ある防疫官は、夫人が産気づいて居る時に出張命令を受けて、生れる子を見届けないで走り出した。
小酒井不木 死の接吻 青空文庫
が、防疫官たちのあらゆる努力も効を奏しないで、コレラは遂に大東京に入りこんだのである。
小酒井不木 死の接吻 青空文庫
ハロルド・ロイドの「防疫官」と題する喜劇を説明して居るとき嘔吐を催おしたのであるが、真正のコレラであると決定した頃には、ぎっしりつまって居た観客は東京市中に散らばって、防疫の責任を持つ当局の人々は蒼くなったけれども、もはや後の祭であった。
小酒井不木 死の接吻 青空文庫
都庁の防疫官の指図だと、かりに信じたにせよ、その言いなり次第に、十幾人ものひとが燕の子のように口をそろえて、一斉に薬剤を呑みこむということが、あるものか。
豊島与志雄 或る作家の厄日 青空文庫
作例 · 標準
家畜の伝染病を防ぐため、空港や港では厳格な防疫措置がとられている。
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ウイルスの国内侵入を食い止めるための「水際防疫」が強化された。
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防疫活動には、行政だけでなく市民一人一人の協力が欠かせない。
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