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御無沙汰

ごぶさた
名詞
1
標準
文例 · 用例
二 帰省者田舎よりの手紙 拝啓 御無沙汰しましたが、お変りもありませんか。
中原中也 感情喪失時代 青空文庫
御無沙汰しちまつて。
葉山嘉樹 万福追想 青空文庫
それから、ずっとまた御無沙汰して、その日は、親友の著書の出版記念会の発起人になってもらいに、あがったのである。
太宰治 東京八景 青空文庫
それで今年はとうとう竹の台の秋には御無沙汰をすることにあきらめていた。
寺田寅彦 帝展を見ざるの記 青空文庫
そのために、あらゆる義理を欠き、あらゆる御無沙汰をして、寒さを逃げ廻っては、こそこそと一番大事なと思う仕事だけを少しずつしている。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
御無沙汰を致しまして済みません。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
ちょいと、羽織を着換えて、と箪笥をがたりと引いて、アア、しばらく御無沙汰なすった、明日め組が参りますから、何ぞお土産をお持ちなさいまし、先生はさっぱりしたものがお好きだ、と云うし、彼奴が片思いになるように鮑がちょうど可い、と他愛もない。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
どうせ出るなら、袴をはいて、きちんとして、私は歯が欠けて醜いから、なるべく笑わず、いつもきゅっと口を引き締め、そうして皆に、はっきりした言葉で御無沙汰のお詫びをしよう。
太宰治 善蔵を思う 青空文庫