秋収
しゅうしゅう
名詞
標準
文例 · 用例
秋収め、野田のせはしさ、敝履のはためきや、――いま、せつなさのゆるに、葉こそ喘げ。
— 薄田淳介 『白羊宮』 青空文庫
秋晩巡北邑先王遺制省秋収 行到辺荒意更愁 村似癈人痿不起 民如墜葉散難留 寒流病渉纔横木 衰草救飢猶牧牛 非有問窮連日苦 那看紅樹百峰秋 章句のうち、此郷の土俗風物の真体を伝へながら、しかも暗涙を以て民病の状を喝破して余す所がない。
— 中村憲吉 『頼杏坪先生』 青空文庫
春|種えて夏長じ秋収まるのことにして、これすなわち鬼神の情状なり」と。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
是も九月秋収後の幣束祭に、こしらえて餅とともに神に供える。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
その文章を書下し体に直してみると、曰く、「按ずるに古は麦・稲の穂を扱くに、二つの小管を縄を通して繋ぎ、之を握り持ち挟みて穂を扱きしなり、秋収の時に至れば、近隣の賤婦孀婆是が為に雇はれ、以て飽くことを得たり。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
桶屋は秋収の後に、橇を曳いてこの米を集めに来た。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫