押し寄せる
おしよせる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #28669 · 青空 714 例
標準
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文例 · 用例
近くの街の屋根瓦の重畳は、躍って押し寄せるように見えて、一々は動かない。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
その場合に前述の甲型の人間が多いと、階段や非常口が一時に押し寄せる人波のために閉塞して、大量的殺人現象が発生するのである。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
」みんなは小屋に押し寄せる。
— 宮沢賢治 『オツベルと象』 青空文庫
妙音観世音 梵音海潮音 観音の有難さ、それは潮の音のごとく大きくひたひたと押し寄せる。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
とにかく寒気と虫類のウジウジ押し寄せるので、吾輩はいかに日中の疲労があっても容易に眠る事は出来ず、早く夜が明けてくれればいいがと待つばかり。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
蠅はほとんどゐない、誰かゞ連れてきたか、私についてきたか、時々二三匹ゐることもあるが、すぐ捕りつくせる、蚊は多い、昼も藪蚊が出て刺す、朝夕は無数の蚊軍が私一人をめがけて押し寄せる、蚊遣線香が買へないから、私はさつそく蚊帳の中へ退却する、そしてその小天地を悠々逍遙する。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
その馬群が投げられた球を追って道端の柵までどっと押し寄せる気配いを受けて、高く嘶いてダクを踏んだ馬が一つ、小田島の行手の道の接骨木の蔭に居る。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
しかもまた雲霞のごとく後から後から押し寄せるのだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
例句