評者
ひょうしゃ
名詞頻度ランク #26711 · 青空 98 例
標準
critic
文例 · 用例
その中の一評者が「一時は紀行文は前人の未だ踏まない深山幽谷の奇景を、紹介するのを職とするような傾向であった、いや今でも、そういう好奇心で、紀行を書いている人もあるようだが、これはつまらぬことだろう」と言って、明らかに私に当たっている。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
民衆批評家は作品の客観的価値よりはむしろ自分の眼の批評をするのであり自分の要求を自白する、だから、自分さえ構わなければ何を云っても構わないと同時に、被批評者は何を云われても別に自分の信条に衝動を感じる必要はないかもしれない。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
何だか批評者がそれを見付けて、そして簡単な誰にも分る概念的な言葉で讃美するに恰好なような趣向や設計がありあり眼につく。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
該博な批評家の評註は実際文化史思想史の一片として学問的の価値があるが、そうでない場合には批評される作家も、読者も、従って批評者も結局迷惑する場合が多いように思われる。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
評者の心は作者の心にまで分け入らなければならない。
— 種田山頭火 『最近の感想』 青空文庫
評者は君の芸術が、それを失くした時、一層面白い云々、と述べていた。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
評者は何故この鋭い實感を承認することが出來なかつたであらうか。
— 石川啄木 『歌のいろ/\』 青空文庫
評者は屹度歌といふものに就いて或狹い既成概念を有つてる人に違ひない。
— 石川啄木 『歌のいろ/\』 青空文庫
作例 · 標準
長年の確執が、彼らの和解によって氷釈した。
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困難な状況が、新しい解決策の登場で氷釈していくのが見える。
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「ほら、この冷たい心も、温かい言葉で氷釈していくんだよ。」
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