固い約束
かたいやくそく
表現名詞
標準
solemn promise
文例 · 用例
親の許さぬ男と固い約束のあることも判った。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
11 マスミに固い約束をして、僕等は苺園ホテルを出た。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
そうして吾々兄弟は、イクラ間違っても罪にならない位よく肖た双生児の娘を二人で探し出して、同じ処で、同じ日に結婚の式を挙げよう……という事に固い約束をきめていたのです。
— 夢野久作 『霊感!』 青空文庫
彼はだからその母親が死ぬと間もなく、お通夜の晩に、忘れ形見の太郎を引き寄せて、涙ながらに固い約束をしたものであった。
— 夢野久作 『木魂』 青空文庫
ねえ、それだけは固い約束をして、ねえお嫂さま」 と兄の粗暴な復讐を懼れて、時江はひたすら哀願するのだったが、なぜかその時は、いったん下りかけた滝人の頸が、中途でハタと止まってしまった。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
(成るほど、俺は不具だ、おまけに醜男だ……) ダガ、醜男は生れつき――かつて、葉子はその醜男の黒吉と、堅い固い約束をしたではないか、そして、幼なくして、早くも「女」を教えてくれたのは、葉子ではなかったか――。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
お父さんには、貴女との固い約束を破って旅に出るような特殊事情があったのです。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
数代 (夫の顔を見るでもなく、眼を下に落すでもなく、ぼんやり遠くの方を見つめたまゝ、黙りこくつてゐる)友吉 昨夜あれだけ固い約束をしたのにと思ふかもわからないが、あん時は、おれは、悪い夢を見てゐたんだ。
— 岸田國士 『動員挿話(二幕)』 青空文庫
作例 · 標準
「絶対に守るよ」と、彼は固い約束をしてくれた。
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幼い頃、親友と「一生友達だよ」と固い約束を交わした。
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この契約は、双方にとって固い約束となる。
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