攻戦
こうせん
名詞
標準
文例 · 用例
然るに横鎗の人々は己れの事業を侵されしかの如く、頻りに此事に向つて鋒先を揃へて攻戦するは豈奇怪ならずや。
— 北村透谷 『賤事業弁』 青空文庫
奥向の女性たちにも、稽古事や、掃除や、また、籠城攻戦の場合の習練などもさせて、起きるから寝るまで、暇のない生活規律を立てさせた。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
初め、元就の威に伏して、毛利に従い、後には、尼子、山中の勢力に脅かされてそれに組し、近年また吉川、小早川に款を通じて、この一女を人質にさし出していたもの――かかる武士を動かすには、矢弾を消費するまでもない」 と、秀吉は、その第一次攻戦の折には、ほとんど戦わずに、山名豊国の招降に成功していたのだった。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
われ縱令逍遙子が言に從ひて、攻めずして防がむとすといへども、防禦のために放つ矢石の敵を傷ること、攻戰のために放てるものに殊ならざるべし。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
國家ハ、嘗テ家ノ子郎等又ハ武士等ノ私兵ヲ養ヒテ攻戰討伐セシ時代ヨリ現時ノ統一ニ至レリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫