霊様
れいさま
名詞
標準
文例 · 用例
何とも厭な心持で、うそ寂しい、ちょうど盆のお精霊様が絶えずそこらを歩行かっしゃりますようで、気の滅入りますことと云うては、穴倉へ引入れられそうでござります。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
お粥腹のお姫様を饂飩で口説いて、八頭を見て泣いたって、まるでお精霊様の濡場のようだね。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」「まるで苧殻だ、」「お精霊様の、おむかえおむかえ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
この船の船霊様ア、もうトックの昔に腐っちゃってるんだ」「ああ嫌だ嫌だ。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
船員は小僧を見付次第タタキ殺して船霊様を浄めるって云ってんだ。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
「御霊様」と称えて、神棚だけ飾ってあった。
— 島崎藤村 『家(下巻)』 青空文庫
「恐ろしい幽霊様、どうして貴方は私をお苦しめになるのだ?
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
私はこうやって精霊様方とお交りをしなかったら、なった筈の人間には断じてなりませんよ。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫