峡江
かいこう
名詞
標準
文例 · 用例
蓋し夷陵の県治、下は峡江に臨む、緑蘿渓と名づく。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
――或る者は峽江の中の避難所を求めて、間に逢ふやうに遁げ込まうとし、また或る船は氷島の南の一角を過ぎて、沖へ出て、追風を受けて疾走する自由な餘地を彼等の前面に持つのが安全だと考へた。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
到る處にこの名 イヴェといふも一人のガオ、「氷島ノルダン峽江附近にて船外へ落ちて行方不明、行年廿二歳。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
それは、「マリイ」の漂つてゐる峽江のなかへ悲しい光りを濺いでゐた。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
そして「サミュエル、アゼニイド」の乘組員等は、或る峽江のなかで、紛れもない難破物(この船の龍骨の一部と、船尾の冠飾と)を見掛けたので、もう何人もこの船を待ちはしなかつた。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
『峽江は』と、ヤンが答へた。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
『或る一つの峽江の内の、岸の上に、丁度こゝらにあると同じやうな小さな墓地があるんだ。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫