迷苦
めいく
名詞
標準
文例 · 用例
この本城を一掃するにあらざれば、到底迷苦の世界を変じて至安最楽の世界となすことあたわざるべし。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
かくのごとく仮怪を払い去れば、人をして超然として迷苦の関門外に独立せしむることを得、また、かくのごとく真怪を開ききたらば、人をして泰然として歓楽の別世界に安住せしむることを得べし。
— 緒言 『妖怪学講義』 青空文庫
妖怪の原理を究めて仮怪を排し真怪をあらわすは、真理を愛するの精神にもとづき、これを実際に応用して世人の迷苦をいやし世教の改進をはかるは、国家を護するの衷情にもとづく。
— 緒言 『妖怪学講義』 青空文庫