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氷詰め

こおりづめ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
packing in ice (of food to prevent spoilage)
文例 · 用例
が、思いも掛けない出来事のために、大分の隙入をしたものの、船に飛んだ鯉は、そのよしを言づけて初穂というのを、氷詰めにして、紫玉から鎌倉殿へ使を走らせたほどなのであった。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
その日の昼すこし前に宿を引き上げて、れいの鞄を右手に、氷詰めの鮎の箱を左手に持って宿から、バスの停留場まで五丁ほどの途を歩いた。
太宰治 令嬢アユ 青空文庫
が、思ひも掛けない出来事のために、大分の隙入をしたものの、船に飛んだ鯉は、其のよしを言づけて初穂と言ふのを、氷詰めにして、紫玉から鎌倉殿へ使を走らせたほどなのであつた。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
死体はまるで氷詰めにされたようなもので、まだ生々としてはいたが、氷や霜だけから見ても、少なくも、夜半の十二時までには落命していたものであることが素人にでもわかったし、医師の意見もそうだった。
平林初之輔 誰が何故彼を殺したか 青空文庫
私は貴嬢や阿父様に一番美味しい鮎を御馳走をするため近日の中に極く適当な日を択んで一番汽車へ乗って自分で釣に往って足りなければ漁夫の持っている鮎の一番上等なのを買って匂いの抜けないように山藤の葉へ包んで氷詰めにして帰って来て、その晩は氷で冷しておいて翌日に御馳走申したいと存じます。
秋の巻 食道楽 青空文庫
あの冷たい沼の底に、長い間氷詰めのようにされていたから、それであの通り形も崩れずに、そっくり病人の体で運ばれて行くことになったのかも知れない。
畜生谷の巻 大菩薩峠 青空文庫
見渡したところ、彼女の食慾をそそるものは若鮎の塩焼だけであるが、これはさっき、未亡人が礼を云っていたところから察すると、沢崎が氷詰めにして土産に持って来たものを、この家で焼いて出したので、仕出し屋の料理とは違うらしい。
下巻 細雪 青空文庫
「―――而も沢山氷詰めにしてお持ち下さいまして、さぞお荷物でございましたでしょう。
下巻 細雪 青空文庫
作例 · 標準
鮮度を保つため、魚は収穫後すぐに氷詰めにする。
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このビールは、キンキンに冷えた氷詰めの状態で提供される。
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キャンプに持っていく飲み物は、クーラーボックスに氷詰めにして準備した。
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