伽羅蕗
きゃらぶき
名詞
標準
stalks of butterbur boiled in soy sauce
文例 · 用例
干大根は煮そこなつた、伽羅蕗はうまくできるらしい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
(これは余談であるが、伽羅の匂と云ふものは、あの伽羅蕗を煮る時の匂に何処か似てゐるやうな気がする。
— 谷崎潤一郎 『青春物語』 青空文庫
それであの時も、最初は台所の方で伽羅蕗を煮てゐるのかなと、ふとさう思つたくらゐであつた。
— 谷崎潤一郎 『青春物語』 青空文庫
さう云つてしまつては折角の伽羅も値打ちがないが、案ずるに伽羅蕗と云ふ名も匂の類似から起つたのではないであらうか)しかしお多佳さんの家で何よりも変つてゐるのは、あの白川の水が床下をちよろ/\流れてゐた風情である。
— 谷崎潤一郎 『青春物語』 青空文庫
作例 · 標準
「おばあちゃんが山で採ってきたフキを煮てくれた伽羅蕗の佃煮があれば、これだけでご飯が何杯でもいけちゃうよ。」
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実家から送られてきた伽羅蕗を一口食べると、甘辛い醤油の香りと共にフキ独特の野性味のある苦味が口いっぱいに広がる。
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お弁当の隅に添えられた一切れの伽羅蕗が、揚げ物のこってりした味をリセットしてくれる絶妙な箸休めになる。
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「ちょっと濃いめに炊いた伽羅蕗は、冷酒の肴としても最高なんだ。このほろ苦さがたまらないんだよね。」
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