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新村

しんそん
名詞
1
標準
文例 · 用例
新村博士の頼となれば何を措いても諾はなければなるまいと思ひ、五月の雨雲に暗い日曜日の朝の事であつた、紙を捜して図案を考へた。
木下杢太郎 本の装釘 青空文庫
画家と書物4・15(夕) 京都大学の新村教授は日本画家の作物を難して、画家はどうしても本を読まなければ駄目だと言つたさうだ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
新村教授は本を読む画家の代表として富岡鉄斎をあげて、あの人の画には気品があるといつたさうだが、よしんば気品はあるにしても、鉄斎の画には画家の敏感が少しも出てゐない。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
新村博士と閣下1・27(夕) 京都大学の文科教授新村|出博士は、言語学者で、物識で、おまけに万事によく気がつく方なので、これまでだつて、亡くなつた上田敏氏の未定稿『ダンテの神曲』を刊行した事以外には、滅多に失敗なぞしなかつた。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
その新村氏が最近一つの失敗をした。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
」 新村氏は希臘語や、羅甸語や、和蘭語や、そしてやくざな日本語が福神漬のやうに一杯詰つてゐる頭へ手を当てがつてじつと考へた。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
一人は徳川の四天王、一人は江戸の国学者、一人は幕末の剣術使ひで、新村氏とはみんな深い昵懇であつたが、不都合な事には、誰一人年賀状を寄してゐなかつた。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
」 その瞬間、新村氏は自分が子供の時分よく、自宅へ遊びに来てゐた榊原といふ軍人がある事を思ひ出した。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

新村

にいむら
しんむら
その他
出典: 新村 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0