嵩む
かさむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞頻度ランク #32706 · 青空 151 例
標準
to mount up
文例 · 用例
「あたしたちのして来たことは、まるで行燈をつけては消し、消してはつけるようなまどろい生涯だった」 彼女はメートルの費用の嵩むのに少なからず辟易しながら、電気装置をいじるのを楽しみに、しばらくは毎朝こどものように早起した。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
「あたしたちのして来たことは、まるで行燈をつけては消し、消してはつけるようなまどろい生涯だった」 彼女はメートルの費用の嵩むのに少からず辟易しながら、電気装置をいじるのを楽しみに、しばらくは毎朝こどものように早起した。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
医者代が嵩む一方、店は次第にさびれて行った。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
」「それが當てはづれになるから、毎月不足が嵩むんです。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
早く金を持って行ってやらぬと、赤井のことやから、余計勘定が嵩むようなことになるやろと、丁度鳴り出したベエートーヴェンの第五交響楽を深刻な顔で聴いた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
さて従前に比して社費は二、三倍に嵩むゆえに、樵夫、炭焼き輩払うことならず、払わずば社殿を焼き払い神木を伐るべしと逼られ、常に愁訴断えず。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
それから又税金が嵩むので、自分は既に銃を捨てゝ其業を子に譲つたといつた。
— 長塚節 『しらくちの花』 青空文庫
と言うのは、なまじ格式ばかり三万石の恩典を与えられたために、世上の付き合い、道中の費用なぞ、いたずらに三万石並の失費が嵩むばかりで、実際の収入はその十分の一の三千石にも足らない微禄だったところから、次第次第にふところ工合が怪しくなり出しました。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
作例 · 標準
今月の食費が予想以上に嵩んでしまった。
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修理費が嵩むようなら、新しいものを買った方がいいかもしれない。
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留学中の出費が嵩んで、親に援助を頼んだ。
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彼女は趣味の道具を買いすぎて、かなりの金額が嵩んでしまったと後悔していた。
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