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間着

あいぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
恭助は太く疲れて禮服ぬぎも敢へず横に成るを、あれ貴郎お召物だけはお替へ遊ばせ、夫れではいけませぬと羽織をぬがせて、帶をも奧さま手づから解きて、糸織のなへたるにふらんねるを重ねし寐間着の小袖めさせかへ、いざ御就蓐と手をとりて助ければ、何其樣に醉ふては居ないと仰しやつて、滄浪ながら寐間へと入給ふ。
樋口一葉 われから 青空文庫
そして、彼の寝間着が、上にかけられた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
水夫たちは起きるとすぐ、猿股一つでか、あるいは素裸でか、寝間着かで、汽罐場まで、仕事着をとりに行かねばならなかった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
マジェステック・ホテルの一室には、南北戦に於て南軍が明光を占領、定遠の包囲攻撃の報を得て徐州に迫る南軍の総師として戦線に出る蒋介石が、寝間着姿の婚約者と別離の笑談を交していたのが暗に紛れて潜かに租界の安全地帯に逃れた。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
マジェステック・ホテルの一室には、南北戦に於て南軍が明光を占領、定遠の包囲攻撃の報を得て徐州に迫る南軍の総帥として戦線に出る蒋介石が、寝間着姿の婚約者と別離の笑談を交していたのが暗に紛れて潜かに租界の安全地帯に逃れた。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
そうして、ジャンパーと、それから間着の背広服を一揃い持っている。
太宰治 渡り鳥 青空文庫
そして着ている寝間着の汚いこと、それは話にならないよと言った。
梶井基次郎 ある心の風景 青空文庫
腺病質のこどもだつた時分に、かういふ夜はよく乳母が寝間着の上に天鵞絨のマントを羽織らせて木の茂みの多い近所の邸町の細道を連れて歩いて呉れた。
岡本かの子 夏の夜の夢 青空文庫
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間着または合着(あいぎ)は衣服と衣服の間に着るもののことであり特に江戸時代武家の女性が打掛姿の時に打掛のすぐ下に着た小袖をさす。なお、夏と冬の合間に着る服という意味で春と秋に着る服のことも間着と呼ばれることがある。

出典: 間着 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0