酷吏
こくり
名詞
標準
unsparing official
文例 · 用例
硬骨漢汲黯が退いた後は、帝を取巻くものは、佞臣にあらずんば酷吏であった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
酷吏として聞こえた一|廷尉が常に帝の顔色を窺い合法的に法を枉げて帝の意を迎えることに巧みであった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
これは姦臣や酷吏よりも始末が悪い。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
明治の酷吏伝の第一頁を飾るべき時の警視総監三島|通庸は遺憾なく鉄腕を発揮して蟻の這う隙間もないまでに厳戒し、帝都の志士論客を小犬を追払うように一掃した。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
唐の則天武后時代の酷吏に來俊臣がある。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
酷吏の代表として後世にまで聞えて居るが、この來俊臣が後に棄市せられた時、民衆は爭うてその肉を割食した。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
といひ、『史記』酷吏傳序に、法令者治之具、而非制治清濁之源也。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
……」「いうな酷吏!
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
作例 · 標準
歴史上、過酷な取り立てで民を苦しめた酷吏の名は、悪政の象徴として残っている。
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法を厳格に運用しすぎるあまり、情け容赦のない酷吏として恐れられた。
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主君の命に従い、反対勢力を次々と弾圧する酷吏の姿が描かれている。
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