全面講和
ぜんめんこうわ
名詞
標準
overall peace treaty
文例 · 用例
一九五〇年における日本のまじめな人民の関心事は、全面講和によって世界平和に協力することです。
— 宮本百合子 『宋慶齢への手紙』 青空文庫
学者、作家、その他の人々は、「どうせ政府が宣伝しているように手ッとり早いことはできないのだから、日本の幸福のために、世界に日本の良心を示すために、平和がたしかに守れる条件をそなえた全面講和と絶対的な武装放棄を主張すべきである」と答えていました。
— 宮本百合子 『講和問題について』 青空文庫
そして石川達三、石坂洋次郎、丹羽文雄、その他の作家や学者のある人は、全面講和でなければいけないと主張しています。
— 宮本百合子 『今年こそは』 青空文庫
『読売新聞』の集めた範囲で作家たちの答えは全面講和の要求だった。
— 宮本百合子 『五〇年代の文学とそこにある問題』 青空文庫
「南原の線」は、彼がワシントンの占領地教育問題の会議で行った演説の内容をつたえられてからは、平和を確保しようとする日本の全面講和の問題に対する一般の人々の態度のなかへも延びて来た。
— 宮本百合子 『五〇年代の文学とそこにある問題』 青空文庫
わたしたちが日本のこんにちの現実の中に生き、そして死ななければならない八千五百万の日本人民の一人としての自分の人生を思うとき、たとえば全面講和の要求にしろ、まったくわたしたちの直接な世界平和への良心の声であり、軍事的奴隷としてでなく生きることを欲している独立市民の声である。
— 宮本百合子 『文学と生活』 青空文庫
作品としては肉体派の文学を書いている作家たちも、平和と全面講和の要求にはその名をつらねている。
— 宮本百合子 『婦人作家』 青空文庫
日本のわたしたちは、全面講和によって世界の全面に対して平和日本の人民であろうとしている誠意を表現し、それを貫徹してゆかなければならない。
— 宮本百合子 『婦人デーとひな祭』 青空文庫
作例 · 標準
終戦直後の日本において、全面講和か単独講和かを巡る激しい論争が巻き起こった。
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全ての連合国との間で全面講和を結ぶことは、当時の国際情勢では極めて困難だった。
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全面講和の実現を求めて、多くの文化人や学生たちが街頭で署名活動を行った。
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