洋鋏
ようばさみ
名詞
標準
文例 · 用例
それは数年前に流行した十幾とおりの使い方のあるという西洋鋏である。
— 寺田寅彦 『簔虫と蜘蛛』 青空文庫
「坊ちやん、そんな叔父さんのお西洋鋏なんかあちらへ置いて入らつしやいまし。
— 鈴木三重吉 『桑の実』 青空文庫
朝子は、新聞に西洋鋏を入れながら、声を出さず苦笑いした。
— 宮本百合子 『一本の花』 青空文庫
滝床親方は、ずんぐりした体にめくらじまのやや裾みじかな着附けでニコニコ洋鋏をつかっていたが、お得意なのは土鉢に植えた青い、赤い実のなっているトマトだった。
— 長谷川時雨 『西洋の唐茄子』 青空文庫