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白む

しらむ異読 しろむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
1
標準
to grow light
文例 · 用例
記憶はほの白む汽車の窓にわびしい東雲をながめるやうで過ぎさる生活の景色のはてをほのかに消えてゆく月のやうだ。
萩原朔太郎 記憶 青空文庫
「たいてい推量もなさるであろうが、いかに草臥れておっても申上げたような深山の孤家で、眠られるものではない、それに少し気になって、はじめの内|私を寝かさなかった事もあるし、目は冴えて、まじまじしていたが、さすがに、疲が酷いから、心は少しぼんやりして来た、何しろ夜の白むのが待遠でならぬ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
若き時|活計疎く、西南の不夜城に居びたりのいきつき酒して耳に近き逐ひ出しの鐘を恨み、明けて白む雲をさへうるさやと遣戸さゝせ、窓塞がせ、蝋燭を列べさせて、世上の昼を夜にして遊ぶも、金銀につかへぬ身のすることならば、人のかまふべくも無し。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
夜が明けるまでこの家で休息することにして、一同はその銃をおろすなど、かれこれくつろいで東の白むのを待った。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
草を枕が其のまゝで、早やしら/″\と夜が白む
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
草を枕が其のまゝで、早しら/\と夜が白む
泉鏡太郎 一席話 青空文庫
…… その事は言わぬけれど、明方の三時から、夜の白むまで垢離取って、願懸けすると頼んだら、姉さんは、喜んで、承知してくれました。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
「大抵推量もなさるであらうが、いかに草臥れて居つても申上げたやうな深山の孤家で、眠られるものではない其に少し気になつて、はじめの内私を寝かさなかつた事もあるし、目は冴えて、まじ/\して居たが、有繋に、疲が酷いから、心は少し茫乎して来た、何しろ夜の白むのが待遠でならぬ。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
夜が白む頃、鳥たちのさえずりが聞こえ始めた。
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東の空が少しずつ白み始め、新しい一日が始まる。
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徹夜の作業で、窓の外が白むのを何度も経験した。
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