上つき
うわつき
名詞
標準
superscript
文例 · 用例
奴は遊び過ぎた黄昏の、鴉の鳴くのをきょろきょろ聞いて、浮足に目も上つき、「姉さん、稲葉丸は今日さ日帰りだっぺいか。
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
台所には、深いのや浅いのや、色々形の違ったバケツがあるが、そのどれにも通有なのは、辺から一フィートあるいはそれ以上つき出した、向きあいの桶板二枚で、それ等を横にむすぶ一片が柄になる。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
家名のためにこれ以上つきあうなと分かっていたが、聞く耳を持たなかった。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫
軍曹が上官にしかられた時のうわつき方とは丸で違てた。
— 岩野泡鳴 『戦話』 青空文庫
歯ががたがた鳴り、胸が震え、無性に寒かったが、心は何となくうきうきとうわつき、軽かった。
— 李孝石 『蕎麦の花の頃』 青空文庫
作例 · 標準
例句