独逸
ドイツ
名詞頻度ランク #787 · 青空 1852 例
標準
Germany
文例 · 用例
(女の顔を見入りながらからかふやうな眼付になる)コーカサス型で以て、鼻筋だけは独逸女のやうに何処かかうキリツとしたところのある顔、と言へば好いのかな。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
芭蕉と同じく、魂の家郷を持たなかった永遠の漂泊者、悲しい独逸の詩人ニイチェは歌っている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
処々どっしりした旧独逸の高級品屋が在り、柵を引しめる棒柱のように見えるので、下品には決して墜さないで、あとは軒並みの戦後独逸の安物屋、街のかみさんや、あんちゃん、ねえちゃんといった処へ、時々素晴らしい毛皮の令嬢奥様も交った調和が、かえって淋しく品の好い高級品屋の店頭より綺麗なのです。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
それらの間をつづってオリーブのつくり葉が、金銀のモール線を綾なして居るのは、どこでも同じしつらえではあるが、独逸はやっぱり独逸らしい。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
と言うと、靴屋の主人気むずかしい顔で愛嬌よく笑って、 ――ほんとうですとも、いくらだってクリスマス前に売っちまわなけりゃあ、これが今の独逸の「クリスマス値段」ですから。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
花屋の店の氾濫、カード屋のカード字も独逸風のややっこしい装飾文字が太く賑やかに刷られて居るのも、他の国のとは自然違う感じです。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
猫の首まきへ私がいつか教えてやった日の丸を真似てこしらえた小さな日章旗と独逸の旗を二本しかけて返して上げた。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
次はヘルマン・チェッツ百貨店の二三町もあり相な延大な飾窓は、殆ど実物大の小屋の数層を数多見せ、サンタクロースが壮厳にある屋根から降りつつ見る下の此処彼処の家に、小児が贈物を待ちつつ眠るところ、何れも豪華に独逸の精力的な重大性を見せたものです。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
作例 · 標準
彼は独逸の哲学者カントの思想に深く傾倒している。
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独逸のビールは世界中で高く評価されている。
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第二次世界大戦後、独逸は東西に分断された。
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