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這般

しゃはん
名詞-の形容詞名詞
1
標準
these
文例 · 用例
湯の谷の主は習わずして自から這般の問に応ずべき、経験と知識とを有しているので、「はい、石滝の奥には咲くそうでござります。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
勿論人各々主義あり、斯かる主義を自己一人にて実行するは勝手なり、余輩敢て干渉の限りにあらずと雖も、苟も這般の陋劣なる、無気力なる、非愛国的なる主義を全国に唱導伝播するに至つては、断じて黙視すべきにあらず。
押川春浪 警戒すべき日本 青空文庫
這般の決心十を併さば、もって一郷を動すに足るべし。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
茶釜でなく、這般文福和尚、渋茶にあらぬ振舞の三十棒、思わず後に瞠若として、……唯苦笑するある而已……「これは、飛んだ処へ引合いに出しました、」 と言って打笑い、「おっしゃる事と申し、やはりこういう事からお知己になったと申し、うっかり、これは、」「否、結構ですとも。
泉鏡花 春昼 青空文庫
一度其|赫灼たる霊光の人の胸中に宿るや嬋妍たる柳眉玉頬の佳人をして、猶|且つ這般天馬空を行くの壮事あらしむる也。
石川啄木 閑天地 青空文庫
這般の実例をつまびらかに叙せんとせば、我は実にこの『閑天地』を百千回するも猶且つ足らざる者あらむ。
石川啄木 閑天地 青空文庫
「あれはね、いいかい、這般の瑣事はだ、雪折笹にむら雀という処を仕方でやったばかりなんだ。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
一史家が鉄のごとき断案を下して、「文明は保守的なり」といったのは、よく這般のいわゆる文明を冷評しつくして、ほとんど余地を残さぬ。
石川啄木 初めて見たる小樽 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、這般の事情により、今回の企画から外れることになった。
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這般の状況を鑑み、会社は従業員への特別手当を支給することを決定した。
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「この這般の騒動で、予定していたイベントが中止になってしまった」と、担当者は落胆した様子だった。
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