ポンコツ
ポンコツ異読 ぽんこつ
名詞
標準
piece of junk
文例 · 用例
そばにいた吉村君が直ぐ受話器を外しましたが『え、何、ポンコツか――ふーん、どこに。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
うん、うん、行こう』 といってガチャリと電話を切って『おい、ポンコツだとよ、今の、番が見つけたっていうから終電車にやられたらしいナ』 と腐ったような顔をしていうのです。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
このポンコツというのは我々鉄道屋仲間の言葉で轢死のことをいうのですが、私も昨年学校を卒てすぐ鉄道の試験を受け、幸い合格はしたもののどういう関係かさんざ焦された揚句、採用になったのは秋でしたので、この梅雨の季節を迎えるのにはまだ半年ばかりしか経っていなかったのです。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
しかしそれでも私の仕事が保線区であったせいか既に三四回のポンコツに行きあっていました。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
その二三日は飯もろくに食えずに舌の根がひりひりするほど唾ばかり吐き散らしていたものです――、も一つこれは聞いた話なのですが矢張り十八九という若い女のポンコツがあって、検死も済んでさあバラバラになった体を集めてみたがどうも右の手が足りない、いくらその辺を数丁にも亘って調べても見当らないというのです。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
――どうも大分横道にそれてしまいましたが……で、その夜明けのポンコツの知らせを受けて私と吉村君とそれから矢張り泊り番だった工夫の三人ばかりとで取敢ずガソリンカーで現場へ出掛けたのです。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
『いけねえよ、おい、今日は十七日じゃねえか、え、倉さんのおッかあがポンコツ食った日だぜ……』 誰も返事をしませんでした。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
ところが吉村君が私の耳元で『ポンコツ食ったっていうのはこの辺なんだぜ』 そう囁いたかと思うと、急にガソリンカーがぐーっとスピードを落して、止ってしまったのです。
— 蘭郁二郎 『穴』 青空文庫
作例 · 標準
父が20年も乗り続けているこの車は、今やあちこちガタがきているポンコツだ。
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「こんなポンコツな掃除機じゃ、全然ゴミを吸い取ってくれないよ」
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廃車寸前のポンコツを安く買い取り、自分で修理して走らせるのが彼の趣味だ。
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標準
clumsy
作例 · 標準
大事なプレゼンでマイクのスイッチを入れ忘れるなんて、我ながらポンコツすぎる。
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「昨日はお酒に酔って財布を失くしちゃうし、本当にポンコツな一日だったよ」
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彼女は仕事は完璧だが、私生活では地図が読めないというポンコツな一面がある。
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標準
dismantled car
作例 · 標準
裏庭に放置されたポンコツに、野良猫たちが入り込んで昼寝をしている。
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そのスクラップ場には、事故で大破したポンコツが積み上げられていた。
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農作業に使っていた古いトラクターがポンコツになり、ついに買い替えることにした。
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標準
hitting (with fist)
作例 · 標準
「お前のその生意気な口を、ポンコツにして黙らせてやろうか!」
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昔の不良漫画では、相手を力任せに殴ることを『ポンコツにする』と表現していた。
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彼は怒りに任せて、机をポンコツと殴りつけて大きな音を立てた。
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