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満々

まんまん
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #20410 · 青空 482
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文例 · 用例
それらの山の裾へひろがるところの、違い棚のように段を作っている水田からは、稲の青葉を振り分けて、田から田へと落ちる水が、折からの旱天にも滅げず、満々たる豊かさをひびかせて、富士の裾野のいかにも水々しい若さを鮮やかに印象している。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
夕靄につつまれた、眼前の狩野川は満々と水を湛え、岸の青葉を嘗めてゆるゆると流れて居ました。
太宰治 老ハイデルベルヒ 青空文庫
女に対して常に自信満々の田島ともあろう者が、こんな乱暴な恥知らずの、エゲツない攻略の仕方を考えつくとは、よっぽど、かれ、どうかしている。
太宰治 グッド・バイ 青空文庫
例えば、水はなるべく流す方がいいといって洪水の勢いを、そのままにして、滔々満々浸すに任せて置いたら、両岸の人家まで迷惑して害となります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
が、――諺に、火事の折から土蔵の焼けるのを防ぐのに、大盥に満々と水を湛え、蝋燭に灯を点じたのをその中に立てて目塗をすると、壁を透して煙が裡へ漲っても、火気を呼ばないで安全だと言う。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
一方が広々とした刈田との境に、垣根もあったらしいが、竹も塀もこわれごわれで、朽ちた杭ばかり一本、せめて案山子にでも化けたそうに灰色に残って、尾花が、ぼうと消えそうに、しかし陽を満々と吸って、あ、あ、長閑な欠伸でも出そうに、その杭に凭れている。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
」 ざっと音をさして、「冷い美しい水が、満々とありますよ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
さっと一汐、田越川へ上げて来ると、じゅうと水が染みて、その破れ目にぶつぶつ泡立って、やがて、満々と水を湛える。
泉鏡花 海の使者 青空文庫
作例 · 標準
彼は新プロジェクトのリーダーに選ばれ、やる気満々で会議に臨んだ。
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若さ満々のエネルギーをぶつけて、困難な課題を一つずつ解決していく。
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試合を前にした選手たちの目には、勝利への自信が満々と湛えられていた。
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