竹園
ちくえん
名詞
標準
文例 · 用例
『大宝積経』七八に、王舎城の迦蘭陀竹園は無双の勝地で、一切の毒虫なく、もし毒虫がこの園に入らば毒心がなくなる。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
この竹園の名、迦蘭陀は動物の名でホトトギスの一種、学名ククルス・メラノレウクスという鳥に基づくとも、一種の鼠の名に拠るともいう(『翻訳名義集』六。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
松年塾には私の他に竹園さん梅園さんがいられて、三人の若い娘は桃割姿で赤毛氈の上に並んだものです。
— 上村松園 『冷かされた桃割娘』 青空文庫
竹園さんはその後夭折され、梅園さん、絵専の中井宗太郎教授の姉さんは今もなお御健在です。
— 上村松園 『冷かされた桃割娘』 青空文庫
而して彼は、宣旨院宣、共に平氏の手中に存するの時に於て、九重雲深く濛として、日月を仰ぐ能はざるの時に於て、革命の壮図を鼓舞せしむるに足るは、唯、竹園の令旨のみなるを見たり。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
然り、最も天下の同情を有する竹園の令旨のみなるを見たり。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫