やりっ放し
やりっぱなし
名詞-の形容詞形容動詞
標準
unfinished
文例 · 用例
と、覚ったらしく、坂田は、「あんなやりっ放しのお喋舌を嬶にしたら、それこそ一生の不作だったよ」 と言い出して、すっかり諦めて、お睦が、男から男へと追っかけ廻るのを、嫉きもしないで、ただ、不快そうに眺めていた。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
みんなは船をやりっ放しにして真中に集まって、撮んで食った。
— 魯迅 『村芝居』 青空文庫
少し俳句を作ったことのある人から見たら、あまりやりっ放し過ぎると言って非難されることと信じますが、俳句が決してむずかしいものでなく、無造作にできるものであることを明らかにするために、もっとも手近い例としてこういう句作を試みてみたのであります。
— 高浜虚子 『俳句の作りよう』 青空文庫
女と云うものは悧巧なようでも馬鹿だからな」「まあ、そう云うなよ、僕は成るべく悪い場合を考えないようにしているんだから」「そう云うところが君は実にやりっ放しで、変な人だな。
— 谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 青空文庫
そう云う予感は臆病な彼をますます一時逃れにさせ、やりっ放しにさせ、横着にさせる結果となった。
— 谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 青空文庫
声を悪くしたのが八月の十五日、それから、十月一杯、ずーっとやりっ放しだったが、十一月一日から、すっかり治ってしまった、之は或意味で、ふっ切ったやうでもある、地声が確かに太くなった。
— 昭和九年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
」 何と、ロスキーの大まかで、善良で、無邪気で、一本気で、また開放的でやりっぱなしであろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
やりっぱなしの放漫な将棋である。
— 菊地寛 『碁の手直り表』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつもやりっ放しで、片付けは私に任せっきりだ。
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やりっ放しの仕事があると、どうも落ち着かない。
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やりっ放しにするのではなく、きっちり終わらせるべきだ。
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