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故山

こざん
名詞
1
標準
one's native place
文例 · 用例
西鶴の読み方は、故山口剛氏の著書より多くを得た。
織田作之助 わが文学修業 青空文庫
いくばくもなく官を退いた後は、故山、抑へ難くなつた。
中島敦 山月記 青空文庫
いくばくもなく官を退いた後は、故山、※略に帰臥し、人と交を絶って、ひたすら詩作に耽った。
中島敦 山月記 青空文庫
◎予は昨年五月の初め、故山の花を後にして飄然北海の客となつた。
石川啄木 悲しき思出 青空文庫
我がなつかしき故山の読者よ、卿等若し胸に一点の閑境地ありて、忙中なほ且つ花を花と見、鳥を鳥と聴くの心あらば、来つてこの埒もなき閑天地に我みちのくの流人と語るの風流をいなむ勿れ。
石川啄木 閑天地 青空文庫
何となれば、一昨年早春、病骨を運んで故山に隠れし時を始めとして、爾来この帽子の行く所、必ず随所に我も亦寒木の如き痩躯を運び行けば也。
石川啄木 閑天地 青空文庫
余は二度と故山の土を踏まざる考へを胸底深く秘め居れども子を思ふと決心も危ふし。
牧野信一 サフランの花 青空文庫
この書初めて出て第一にこれを歓迎してくれた者は当時の『護教』記者故山路愛山君であった。
内村鑑三 基督信徒のなぐさめ 青空文庫
作例 · 標準
彼は故山を離れて都会で成功を収めた。
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久しぶりに故山に戻り、昔の友人と再会した。
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故山を思う気持ちは、誰にでもあるものだ。
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