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徒然草

つれづれぐさ
名詞頻度ランク #26889 · 青空 131
1
標準
Essays in Idleness by Yoshida Kenkou (1283-1352)
文例 · 用例
彼の文学は、本質的に我が『方丈記』や『徒然草』の類と同じく、仏教的無常観によった『遁世者の文学』であり、ヘルン自身がまた現実の『遁世者』であった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
) 要するに芸術の泉とは徒然草に、心の鏡が澄んでゐれば全ての物が正しく映る云々の裡にあるのであつて、東洋人は自然に対しては非常に心澄ませたが、人に対しては未だ澄むことなく、卑下しすぎたり頑なだつたりしてゐる。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
中学校の五年で『徒然草』を教わった後に高等学校でもう一度同じものを繰返して教わったので比較的によく頭に沁み込んでいると見える。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
もう一つ気の付いて少し驚いた事は、『徒然草』の中に現れていると思う人生観や道徳観といったようなものの影響が自分の現在のそういうものの中にひどく浸潤しているらしいことである。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
つまり、中学時代の染みやすい頭にこの『徒然草』が濃厚に浸み込んでしまったには相違ないであろうが、しかし、それにはやはりそれが浸み込みやすいような風に自分の若い時の頭の下地が出来ていたのかもしれないと思われる。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
もしもそうであったとしたら、この『徒然草』が中学校の教科書として広く行われていたという事が、一時代の国民思想といったようなものに存外かなりの影響を及ぼしたのかもしれないと思われる。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
徒然草』から受けた影響の一つと思わるるものに自分の俳諧に対する興味と理解の起原があるように思う。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
この文句が『徒然草』の中のこの場所にあって始めて生きて、そうして俳諧となるのである。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
ウィキペディア

『徒然草』(つれづれぐさ)は、卜部兼好(兼好法師、兼好、吉田兼好)が書いたとされる随筆。清少納言『枕草子』、鴨長明『方丈記』とならび日本三大随筆の一つとされていた。

出典: 徒然草 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0