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両墓制

りょうぼせい
名詞
1
標準
double-grave system
文例 · 用例
殯に続いて、真葬のあつたことは、そのまゝ正当にうけついだとは言へぬまでも、今日尚日本民俗の上に痕跡の歴然としてゐる両墓制は、二つ或は二つ以上の喪葬行事を経なければ、完全な喪事を営んだといふ満足感の起らなかつた古代の民俗印象を、ある点まで伝へてゐるものと言うてよい。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
つまりイヤという地名を全国的に調べてゆくと、先祖の霊のある所をイヤ山イヤ谷と呼ぶ事例が多いのであって、亡霊を山に埋葬した風習、そして後には霊を祭る場所は別に人家の近くに置くという両墓制度の習慣にもかかわって来るのである。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
作例 · 標準
日本のいくつかの地域では、遺体を埋める墓と、お参りするための墓を別々に作る両墓制という風習があった。
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彼は民俗学の講義で、両墓制が生まれた背景について学んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
村の裏山にある「埋め墓」の存在から、この地にかつて両墓制があったことがわかる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア

両墓制(りょうぼせい)とは、遺体の埋葬地と墓参のための地を分ける日本の墓制習俗の一つである。遺体を埋葬する墓地と詣いるための墓地を一つずつ作る葬制で、一故人に対し二つの墓を作ることから両墓制と呼ばれる。遺体の埋葬墓地のことを埋め墓(葬地)、墓参のための墓地を詣り墓(まいりはか、祭地)と言う。

出典: 両墓制 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0