一芝居
ひとしばい
名詞
標準
trick
文例 · 用例
一芝居打つつもりか。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
一芝居、真の芸術家のなせる技をもって、打って差し上げた。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
で、僕は犯人が市さんだろうと見込みをつけ、一芝居やったのです。
— 小酒井不木 『白痴の知恵』 青空文庫
実際ピローグそのものも美味かったが、殊に老婆を相手に、すったもんだの一芝居うった挙句なので、一入美味しく思われたのである。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
これはひとつこのまたとない機会を利用して、危険ではあるが一芝居打ってみようと考えつかなかったとはだれが保証し得ましょう。
— 小酒井不木 『愚人の毒』 青空文庫
さなきだに犯罪や自殺多き夏の季節に、一万四千の腕白者が大都会の一堂に会合したことであり、群集心理の特徴として逆上しやすき時、出席者のうちの大多数は、自称政治家、自ら天下に我|一人の気前の連中だからなおさらの事、一芝居の起こることを期待しておった。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
それ故真ものゝA嬢を監禁して、其間に容貌の酷似したグヰンを身替りにして一芝居打ち、三人共謀の上財産を横領しようと図ったという事は充分に認められる。
— 松本泰 『緑衣の女』 青空文庫
(さてはこの男ここでまた一芝居を……) と、胸にこたえるところがありましたので、いっそ蹴殺してやろうかと足を上げました。
— 国枝史郎 『怪しの者』 青空文庫
作例 · 標準
彼は借金を免れるために、事故に遭ったかのような一芝居を打った。
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彼女の涙は同情を買うための一芝居であり、実は全く反省していない。
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警察は犯人を誘い出すために、偽の取引を持ちかける一芝居を仕組んだ。
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