驕
驕
名詞
標準
文例 · 用例
如此青年が順次家を成し、所謂家庭を作るに当って、今日の如き家庭説、半驕奢趣味の家庭談を注入したる結果が、如何なる家庭を現じ来るべきか。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
既に処世上、何等確信なき社会の多くが、流行に駆られて今の世にあっては、斯くせねばならぬかの如くに誤解し、日常の要務をば次にして、やれ家庭の趣味じゃ、家庭の娯楽じゃと騒ぎ散らす様であったならば、今の家庭説は徒らに社会に驕奢を勧めたるの結果に陥るのである。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
それ故に主觀者としての彼等は、常に心ひそかに思ひ驕り、自己の大いに爲すある有能を信じてゐる。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
◯一節―十一節は、ヨブを驕慢者となして直接に向けたる批難の矢である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
かく神を事実上に見てその全能を悟るや、自己の無力|汚穢は何よりも痛切に感ぜらるるに至り、驕慢にして自己に頼りし既往の浅墓さは懺悔の種とのみなった。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
手渡す驕慢の弟より、受け取る兄のほうが、数層倍苦しかったに違いない。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
私は無智驕慢の無頼漢、または白痴、または下等|狡猾の好色漢、にせ天才の詐欺師、ぜいたく三昧の暮しをして、金につまると狂言自殺をして田舎の親たちを、おどかす。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
「この茶碗に書いてある文字、――白馬驕不行。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
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驕(きょう、 )は、仏教が教える煩悩のひとつ。正しくは「憍」。
出典: 驕 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0