天引き
てんびき
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #39073 · 青空 17 例
標準
deduction in advance (of tax, interest, etc.)
文例 · 用例
その秘密の仕事を請け負った二人に対して、奥様の手もとからは二十五両の金包みが下がったのであるが、狡猾な平助はまずそのうちから十五両を天引きにしてしまって、残りの十両を又蔵と二人で山分けにしたのであった。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
百円借りて、三十日借りの利息天引きで、六十円しかはいらず、日が暮れると、自転車で来て、その日の売り上げをさらって行った。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
「よかろう」波田は、懐中の三円――その月末には二割の利子で月給から天引きされるところの借金――をおさえながら叫んだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
当時の石油会社は、そういう土地の上へ労働者長屋を建て、家賃は給料から天引きにして住まわせた。
— 宮本百合子 『石油の都バクーへ』 青空文庫
勤労所得税は五千円以上になると、賃銀から天引きされる率があんまりひどいから、鉱山に働く人々は、五千円以内に自分の賃銀をとどめて置こうとしているのだそうです。
— 宮本百合子 『婦人大会にお集りの皆様へ』 青空文庫
だのに、骨を折って石炭を掘り出しても、賃銀をうんと天引きされてしまうのでは、つまり天引き分だけただ働きをすることになって、現実に命がもてません。
— 宮本百合子 『婦人大会にお集りの皆様へ』 青空文庫
配当は公認競馬は一割五分天引き、詰り競馬場の手数として取るのです。
— 初代 桂小南 『競馬興行と競馬狂の話』 青空文庫
すると天引き二割、月の利息二割で貸しつける。
— その十三 幻の塔 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
今月の給料から住民税が天引きされていた。
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積立貯蓄のために、毎月一定額が自動的に天引きされるように設定した。
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所得税や社会保険料は、給与から天引きされるのが一般的だ。
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