水中花
すいちゅうか
名詞
標準
type of artificial flower which "blossoms" when placed in water
文例 · 用例
」 ほとんど一里も先と思はれるほどの遠方、幽潭の底を覗いた時のやうな何やら朦朧と烟つてたゆたうてゐるあたりに、小さな純白の水中花みたいなものが見える。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ダヴィンチの像の近くのある店先に日本の水中花を並べてあった。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
水中花、ナフタリンの花、サスペンダー、ロシヤパン、万能大根刻み、玉子の泡立器、古本屋の赤い表紙のクロポトキン、青い表紙の人形の家。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
今日は水中花を売るおばさんの隣りに場所割りがきまる。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
曾て飾らざる水中花と養はざる金魚をきみの愛するはいかに。
— 伊東静雄 『詩集夏花』 青空文庫
水中花水中花と言つて夏の夜店に子供達のために売る品がある。
— 伊東静雄 『詩集夏花』 青空文庫
堪へがたければわれ空に投げうつ水中花。
— 伊東静雄 『詩集夏花』 青空文庫
双六や、水中花や、十六むさしや、南京玉のぬきつこなぞやつてやつとすこしはしやいできたところをそのころ姉から譲りうけた成田屋の勧進帳と音羽屋の助六の羽子板をもつてやうやく裏へ誘ひだした。
— 中勘助 『銀の匙』 青空文庫
作例 · 標準
祖母の家を訪ねると、玄関先の水鉢に色鮮やかな水中花が飾られていた。
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夏祭りの屋台で買った水中花をコップに入れると、紙の花びらがゆっくりと開いた。
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水中花がゆらゆらと揺れる様子を眺めていると、夏の午後の暑さを忘れさせてくれる。
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ウィキペディア
水中花(すいちゅうか)は、水を入れたコップなどに入れて造花や作り物の魚、鳥などを開かせるもの。
出典: 水中花 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0