闘者
闘者
名詞
標準
文例 · 用例
舞果てると鼻の尖に指を立てて臨兵闘者云々と九字を切る。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
しかるをいわんや臨兵闘者皆陣列在前といい、令百由旬内無諸哀艱と唱えて、四縦五行の九字を切るにおいては、いかばかり不思議の働をするかも計られまい、と申したということを聞いたのであります。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
二人は男女の性別を超えて、格闘者として、相対してゐた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
二人は男女の性別を超えて、格闘者として、相対していた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
あれは何うかすると、決闘者ばかりか、介添人をも一度に頓死させてしまふから。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
今日のような思想上の戦国時代に在っては文人は常に社会に対する戦闘者でなければならぬが、内輪同士では年寄の愚痴のような繰言を陳べてるが、外に対しては頭から戦意が無く沈黙しておる。
— 内田魯庵 『二十五年間の文人の社会的地位の進歩』 青空文庫
或る十字街には、争闘者の短刀が閃いただろう。
— 豊島与志雄 『都会の幽気』 青空文庫
しいて求むれば、臨兵闘者皆陣裂在前……九字を切るくらいのものだ。
— 豊島与志雄 『オランウータン』 青空文庫