獣使
じゅうし
名詞
標準
文例 · 用例
人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
もし井上侯を猛獣に譬へるなら、H氏は差し詰め手練な猛獣使ひといふ事になる。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
猛獣使ひが余り名誉な職業で無いと同じやうに、井上侯を手管に取るのも、大して立派な事業では無かつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
わしはきのう、その宇宙の猛獣をつかう恐ろしい顔をした猛獣使いを見つけたんだ。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
あれが、さっきおじいさんがいった宇宙の猛獣使いなの?
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
ひとの家の窓をのぞきこんだり、用もないのに飛行場のまわりを歩きまわったり、あやしい奴じゃ」「なぜ、あの人が宇宙の猛獣使いなの。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
だから彼奴は、宇宙の猛獣使いにちがいないんじゃ」「ほほほ。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
読者は、その怪しい松葉杖の人物が、スミス老人によって、宇宙の猛獣使いとよばれたことをおぼえていられるだろう。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫