何故に
なぜに異読 なにゆえに
副詞
標準
why
文例 · 用例
2 何故に芥川龍之介は自殺したか?
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
何故に彼が、あの文壇の大家芥川龍之介君が、私の如き非才無名の一詩人に對して、特別の好意と友情とを――時としては過分の敬意さへも――寄せられたかといふことは、今にして始めて了解出來たのである。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
何故に芥川君は自殺したか?
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
「神」といふ言葉が、宗教裁判のあの過酷を生んだ欧羅巴に於て、則ち神自体よりも神を祀る人間習俗の中に屡々不幸を招来したことがあつたといふので「神」を厭ふといふのならまだ分るとしても、日本に於て「神」を何故に厭ふ者があるのであるか?
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
扨、私の直観が神は在ると云ふとなら、その私の直観は何故にさう云ふのであらう?
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
問題は、では何故にそれは後天的に獲得されたかといふことだ。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
)何故に彼等は、この場合に「は」を「わ」と書くのであらうか。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
」 そういえば、それはそうであるが、何故にそれがそれほど有難いかはわれわれにはよくは分らない。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫