楞厳
りょうごん
名詞
標準
文例 · 用例
其二に曰く、楞厳を閲し罷んで 磬も敲くに懶し。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
『首楞厳経』にいう、「わが滅度ののち、末法のなかに、この魔民おほからん、この鬼神おほからん、この妖邪おほからん。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
これは首楞厳経の勢至の円通の文である。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
大なるかな心や、われ、やむをえずして強いてこれに名づけて、これを最上乗と名づく、また第一義と名づく、また般若実相と名づく、また一真法界と名づく、また無上|菩提と名づく、また楞厳三昧と名づく、また正法眼蔵と名づく、また涅槃妙心と名づく」と。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
如来蔵は有為の相を離る、如来蔵は常住にして不変なり」と)楞厳経曰、一切衆生従無始来生死相続、皆由不知常住真心性浄明体、用諸妄想、此想不真、故有輪転。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
(『楞厳経』に曰く、「一切|衆生、無始より来かた、生死相続することは、みな常住の真心、性浄明の体を知らざるにより、もろもろの妄想を用って、この想は真ならず、ゆえに輪転あり」と)占察経曰、衆生心体従本以来不生不滅、自性清浄無障無礙猶虚空。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
和納の楞厳寺で文字を習い、国上の寺に上って侍童となるまでは不良少年でも何でもなかった。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
『楞厳経』『円覚経』『華厳経』『法華経』などは云うに及ばず、『徒然草』『常山紀談』『日本政記』『艮斎間話』等、多多益山、『人譜類記』抜萃と題したものから、二、三を引用する。
— 鈴木大拙 『洪川禅師のことども』 青空文庫