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魚節

うおぶし
名詞
1
標準
文例 · 用例
「へゝたえしたことをいふな、何處で聞いて來た」「どこつておら土佐節でなくつちや喰つたことあねえんだ」 百姓の家に松魚節のあらう筈はないのである。
長塚節 芋掘り 青空文庫
「味醂屋や酒屋や松魚節屋の、取引先へ無心を言うて来よるのが、一番|強腹やな……何んぼ借して呉れんやうに言うといても、先方では若し福造が戻つて来よるかと思うて、厭々ながら借すのやが、無理もないわい。
上司小剣 鱧の皮 青空文庫
「味醂屋や酒屋や松魚節屋の、取引先へ無心を言うて來よるのが、一番強腹やな……何んぼ借して呉れんやうに言うといても、先方では若し福造が戻つて來よるかと思うて、厭々ながら借すのやが、無理もないわい。
上司小劍 鱧の皮 青空文庫
啻に病に用るのみならず、西洋諸國にては平日の食料に牛乳を飮むは勿論、乾酪乳油等を用ること我邦の松魚節に異ならず。
福澤諭吉 肉食之説 青空文庫
茶の料理なども料理として非常に進歩せるものなれど進歩の極、堅魚節の二本と三本とによりて味噌汁の優劣を争ふに至りてはいはゆる半可通のひとりよがりに堕ちて余り好ましき事にあらず。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
さア奉公人は贔屓をする者もあり、又|先の内儀が居れば斯んな事はないなどと云い、中には今度の内儀は惣菜の中に松魚節に味淋を入れるから宜いなどと小遣を貰うを悦ぶ者もあり、小僧も彼方此方へ付きまして内がもめまする。
三遊亭圓朝 敵討札所の霊験 青空文庫