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有吻

ゆうふん
名詞
1
標準
文例 · 用例
紀昌は根氣よく、毛髮の先にぶら下つた有吻類・催痒性の小節足動物を見續けた。
中島敦 名人傳 青空文庫
紀昌は根気よく、毛髪の先にぶら下った有吻類・催痒性の小節足動物を見続けた。
中島敦 名人伝 青空文庫
寺町で樹木が多いので到底市中とは思はれぬやうな昆虫類が棲息して去年は美しい鱗翅、脈翅、有吻、鞘翅、膜翅の類ひを居ながらにして八十種あまり採集した。
牧野信一 魚籃坂にて 青空文庫
梢を見あぐれば有吻類の鳴き声がかまびすしく蝶のヒカゲ、キマダラ、カラスの類ひがひらひらと踊りまはり、見霞すむ稲田の上に眼を放つと蜻蛉の群がさんさんたる陽りに翅を翻して游泳してゐるのだ。
牧野信一 ベツコウ蜂 青空文庫
――有吻類や鞘翅類を採集して来て、藻と共に水槽に飼育しましたところ、水に青みどろが生じましたので、不図気づいて、その一滴をデツキ・グラスに載せて覗いて見ましたところが、計らずも鮮かな放射線状の虚足を持つたアミーバを発見しました。
牧野信一 女優 青空文庫
」「ミヅカマキリ有吻類だつたかしら?
牧野信一 沼辺より 青空文庫