上値
うわね
名詞頻度ランク #23408 · 青空 5 例
標準
higher price
文例 · 用例
おれの村から持って行ったものが、何もかも飛びきりの上値で売れっちまってさ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
しかし決して多額にむさぼらないのがえらいところで、千円ぐらゐでうけてきた品物が一万五千円ぐらゐに思ひがけない上値で買ひ手があると、三百円とか五百円とか予定してゐた口銭以外はそつくり売り手へ届けてかねての恩儀に報いるといふ心掛けである。
— 坂口安吾 『金銭無情』 青空文庫
いずれも一貫目当たりで、出盛り期の農家が青物組合の買上値段である。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
例の売り込み商を訪ねるたびに、貿易諸相場は上値をたどっているとのことで、この調子で行けば生糸六十五匁か七十匁につき金一両の相場もあらわれようとの話が出る。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
惜まれる娘は違うわね。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
「何が何でもわたしゃアいいよ、首になっても列ぼうわね。
— 幸田露伴 『貧乏』 青空文庫
私ゃすぐ引毀して、結直して見せようわね。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
串戯だよ、串戯だけれどもねえ、その位にさばけておくれだと、それこそお前さんの言草じゃあないが、誰も冷かしたり、なぶったりなんぞしないようになっちまうわね。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
作例 · 標準
例句