口笛を吹く
くちぶえをふく
表現動詞-五段-カ行
標準
to whistle
文例 · 用例
ファゼロ立って口笛を吹く。
— 宮沢賢治 『ポランの広場』 青空文庫
パナマの帽を前下り、目も隠れるほど深く俯向いたが、口笛を吹くでもなく、右の指の節を唇に当て、素肌に着た絹セルの単衣の衣紋を緩げ――弥蔵という奴――内懐に落した手に、何か持って一心に瞻めながら、悠々と歩を移す。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
が兎に角、彼はまるで口笛を吹くような調子で議会政治を論じ、序でに国策の機微にも触れ、いってみれば一角の政客の風格を身辺に漂わしていた。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
新昇のサロンに來り夜おそく口笛を吹く我のいとしさ。
— 萩原朔太郎 『短歌』 青空文庫
そこで、ハドソンと相談して、今夜はふたりが草むらの中に隠れている事にすると、年の若い英国の騎兵はこの探検に興味を持っているらしく、宵のうちから草むらに忍んでいて、なにかの合図には口笛を吹くといった。
— 岡本綺堂 『穴』 青空文庫
』『まさか、あなたが眠りながら口笛を吹くわけでもないでしょうし。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
」 大佐は口笛を吹く。
— THE REIGATE PUZZLE 『ライギット・パズル』 青空文庫
実は、兄いさん、わたし今少しで口笛を吹く所でした。
— DAT FLEESCH 『尼』 青空文庫
作例 · 標準
散歩中、彼は鼻歌交じりに口笛を吹いていた。
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「危ないよ!」と注意を促すために、警備員は鋭い口笛を吹いた。
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駅員が電車の発車合図として、笛を吹く代わりに口笛を使った。
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