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布海苔

ふのり異読 フノリ
名詞
1
標準
funori
文例 · 用例
泥色をした浅草紙を型にたたきつけ布海苔で堅めた表面へ胡粉を塗り絵の具をつけた至って粗末な仮面である。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
よい加減の厚さになると浅葱などに染めたのを上に被せ、薄い布海苔を引きます。
小金井喜美子 鴎外の思い出 青空文庫
染綿は汚目の附かぬため羽織と著物との間に挟んだり上に背負ったりするのに、べたべたせぬために布海苔を引くのです。
小金井喜美子 鴎外の思い出 青空文庫
然るにこれを、我々程度の素人が、いろいろと買っては試用する迄はいいが、自分で考えて、アラビアゴム、蜂蜜、蝋燭、ポマード、コーンスターチ、布海苔の混合物をスキーに塗ったら、底に雪が一尺もくっついて了ったなんてのは、まさに大病人といわねばならぬ。
石川欣一 山を思う 青空文庫
着物は、布海苔みたいに、縒れていた。
吉川英治 野槌の百 青空文庫
:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定(例)ふのりは使わず、-------------------------------------------------------   非常警戒 凍りつくような空っ風が、鋪道の上をひゅーんというような唸り声をあげて滑ってゆく。
海野十三 東京要塞 青空文庫
石灰と赤土だけは普通のものを使うが、ふのりは使わず、その代り何だか妙にどろどろしたものや、外に二、三種の化学薬品を混入するのであった。
海野十三 東京要塞 青空文庫
さう言ふのりとごとの性質上、荘厳な讃辞を加へるのが常である。
折口信夫 日本文学の発生 青空文庫
作例 · 標準
祖母が作る味噌汁には、いつも乾燥した布海苔がぱらぱらと入っていて、磯の香りがした。
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彼は左官職人で、伝統的な漆喰壁を塗る際に、ひび割れを防ぐために布海苔を煮溶かしたものを混ぜ込む。
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海岸で拾ったきれいな貝殻を並べて固めるため、布海苔を煮詰めて作った天然の接着剤を使った。
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2
標準
funori
作例 · 標準
この地方の郷土料理では、布海苔を天ぷらにして食べることがある。
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刺身のつまに添えられた、鮮やかな赤色の布海苔が彩りを添えている。
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伝統的な和紙作りの工程では、紙料を水中で均一に分散させるために布海苔から抽出した粘液が使われる。
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